現在の消費者動向は、商品(サービス)を買うだけではなく、メーカー(サプライヤー)など提供する側(作り手)である企業の価値観や世界観を同時に求める傾向にあります。
ブランディング業務とは『企業ブランディング』と『商品(サービス)ブランディング』の両輪で絶対的なファンを獲得することであり、商品開発を伴う業種・業態では商品開発段階から深く関わりながらブランディングを進めていかなければなりません。
特に建築や空間創造に携わる企業のほとんどが各業種ごとに分業化しているため、同じベクトル、温度感でものづくりをするためには揺るぎない方向性(ブランドアイデンティティ)を示すことが重要になります。
ハウスメーカーやマンションデベロッパーのような規格・商品開発が必要な企業は例外ですが、建築・空間創造業態=「場の創造」に関わる多くの業界では、一貫した「商品開発」という確立されたフェーズがありません。
企画段階から提案・プレゼンテーション作業が続き、プロジェクト決定後すぐに実施計画が始まってしまうルーティーンの「日常業務」が、実は「商品開発」であり、すなわちブランディングそのものが商品やサービスブランディングと極めて関係性が深い業界のため、この業界の企業ブランディングにはブランディングスキルと同時に業界や実務に熟知していることが必要不可欠になるのです。
イデアデザインラボは多くの実務実績からクライアント様と共創・協働し長期的に企業価値の向上と顧客ロイヤリティの獲得に努めます。